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Communication and Journalism

Date post: 17-Nov-2023
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コミュニケーションとジャーナリズム 宮武外骨とジョージ・オーウェル 青沼 智(日本コミケーション学会会 員、津田塾大学教員)
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コミュニケーションとジャーナリズム  宮武外骨とジョージ・オーウェル

青沼 智(日本コミケーション学会会員、津田塾大学教員)

宮武外骨 ジョージ・オーウェル

(1)宮武外骨:ジャーナリズムとしての「弁論(speech)」「演説(public  address)」

宮武外骨(1867-­‐1955) •  ジャーナリスト  •  『頓智協会雑誌』(1889)で明治憲法発布をパロディ化して不敬罪に問われ実刑判決(禁錮3年)  

•  『滑稽新聞』(1901-­‐1908)  

•  『明治演説史』(1926)  

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(明治の)演説=お上に楯突く反体制コミュニケーション

• これを政治的に言えば、「専制政治の厭迫」  • これを思想的に言えば、「民権論者の反抗」  • これを社会的に言えば、「官民衝突の騒動」

「明治専制政府の治下に行なわれた演説の歴史、言論機関としての弁舌…を考察することは、明治文化の研究としては、新聞雑誌の考察と共に、是非着手せなければならない重要の事である。」

(2)ジョージ・オーウェル:対ジャーナリズム「暴力」

沖縄「戦没新聞人の碑」  (h"p://blog.mco.ne.jp/blog/2014/04/19/)

言論の自由(日本国憲法21条)

• 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。

• 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。  

国境なき記者団による日本の「報道の自由度」ランキング

•  2009年:17位  •  2010年:11位  •  2011/12年:22位  東電福島第一原発事故(2011年〜)、特定秘密保護法(2013年)  •  2013年:53位  •  2014年:59位  •  2015年:61位

ジャーナリズムに対する政治的圧力

LOCAL HEATS (http://www.huffingtonpost.jp/news/localheats/) • LGBT (http://www.huffingtonpost.jp/news/lgbt/) • 地方創生 (http://www.huffingtonpost.jp/news/chihososei/)• 未来のつくりかた (http://www.huffingtonpost.jp/news/mirainotsukurikata) • ダーイシュ(イスラム国) (http://www.huffingtonpost.jp/news/islamic-state-jp/)• キャリア (http://www.huffingtonpost.jp/news/career/) • エンタメ (http://www.huffingtonpost.jp/news/japan-entertainment)• Good News (http://www.huffingtonpost.jp/news/good-news-jp) • 記事アーカイブ (http://www.huffingtonpost.jp/the-news/)

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(http://www.huffingtonpost.jp/2015/06/10/statement-against-sakakibara-seito_n_7549892.html)

(http://www.huffingtonpost.jp/2015/06/10/hiroyuki-konishi_n_7550740.html)

(http://www.huffingtonpost.j/09/how-long-you-can-freeze_n_7549290.htm

投稿日: 2015年04月18日 09時59分 JST 更新: 2015年04月18日 10時11分 JST

自民幹部「NHKはどうでもいい。狙いはテレ朝だ」 政権批判発言に照準朝日新聞デジタル | 執筆者: 蔵前勝久 才本淳子、岩田智博

自民、政権批判発言に照準 テレ朝・NHK聴取

自民党が17日、テレビ朝日とNHKの経営幹部を呼んで、個別番組の問題について異例の事情聴取をした。特に自民は、コメンテーターが菅義偉官房長官を名指しで批判したテレ朝の「報道ステーション」に照準を合わせる。国はテレビ局に対し、許認可や行政指導の権限を持つだけに、政権を握る自民のこうした対応が、報道の萎縮につながるおそれがある。

■党内からも「圧力」懸念の声

「二つの案件とも真実が曲げられて放送された疑いがある」。17日、自民党本部で開かれた党情報通信戦略調査会。国会議員やテレ朝とNHKの幹部を前に、調査会長の川崎二郎・元厚生労働相は語った。

一つは、テレ朝の「報道ステーション」でコメンテーターが菅氏を名指しし、「官邸のみなさんにはものすごいバッシングを受けてきました」などと発言した件。もう一つは、NHK「クローズアップ現代」で「やらせ」が指摘されている問題だ。

自民の狙いはテレ朝の「報ステ」だ。この日の事情聴取は、テレ朝の約30分に対し、NHKは15分。調査会幹部の一人は「NHKはどうでもいい。狙いはテレ朝だ」と話す。

3月27日夜の古賀茂明氏の発言後、政権の対応は早かった。菅氏は30日の記者会見で「まったくの事実無根」と古賀氏の発言を否定。「放送法があるので、テレビ局がどう対応されるか見守りたい」と述べた。テレビ局を所管する総務相を務めた佐藤勉国会対策委員長は、テレ朝幹部から国会内で説明を受けた。

菅氏と佐藤氏は、国会運営などについて日頃から頻繁に意見交換する仲だ。自民党幹部は「長官や佐藤氏が動かなかったら、テレ朝は番組での謝罪だけでやり過ごそうとしただろう」と話す。菅氏は17日の記者会見で、放送局への事情聴取について党から相談を受けたかと問われ「ありません」と否定した。

調査会関係者によると、川崎氏や佐藤氏ら調査会幹部は3月30日、問題だとした番組の映像を確認。その場で「(テレ朝幹部を党に)呼ぼう」と一致した。

複数の調査会メンバーは、党がテレ朝だけに政治的な圧力をかけたと思われないよう、「やらせ」問題を抱えたNHKも一緒に呼ぶことにしたと明かす。

自民は今後、NHKと民放で作る第三者機関「放送倫理・番組向上機構(BPO)」へ申し立てを検討する。党幹部の一人は、仮にBPOの出す勧告や見解が甘いとみれば、「身内組織のBPOでは役割を果たせない」として「不要論」を持ち出し、政府が直接、抑え込むことができる展開も描く。

自民がここまで報道に敏感になる背景には、政権から転落した経験がある。報道による政権批判を放置すれば、支持率の下落につながりかねない。政権維持には、報道の自由への介入と取られたとしても、批判の芽を摘んでおきたいという思いもある。党中堅幹部の一人は「かつての自民は懐の深さがあった。下野して永久に与党ではないことを知り、変わった」と語る。

党内には「私なら呼ばない。ただでさえ衆院選のときに報道に圧力をかけたと言われているのに」(幹部の一人)との批判の声もある。

朝日新聞社今回の構図とテレビ局と総務省、BPOの関係とテレビ報道をめぐる安倍首相や自民党などの主な言動

朝日新聞社自民党の情報通信戦略調査会に臨むNHKの堂元光副会長(左)とテレビ朝日の福田俊男専務=17日午前、東京・永田町の党本部、内田光撮影

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FRONT PAGE(HTTP://WWW.HUFFINGTONPOST.JP)

2015年06月11日

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コメント

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自民幹部「NHKはどうでもいい。狙いはテレ朝だ」... http://www.huffingtonpost.jp/2015/04/18/jimin-nhk-tv-asahi_...

1 / 3 6/11/15 4:31 PM

「自民党が…、テレビ朝日とNHKの経営幹部を呼んで、個別番組の問題について異例の事情聴取をした。…国はテレビ局に対し、許認可や行政指導の権限を持つだけに、政権を握る自民のこうした対応が、報道の萎縮につながるおそれがある。」(h"p://www.huffingtonpost.jp/2015/04/18/jimin-­‐nhk-­‐tv-­‐asahi_n_7090694.html?ncid=tweetlnkjphpmg00000001)

h;ps://no-­‐border.co.jp/oped/

ジョージ・オーウェル  (1903-­‐1950)

•  イギリスのジャーナリスト、作家  

•  1941年より数年間BBCに勤務、東南アジア向け「war  broadcasts」制作に従事  

•  『1984』:全体主義的管理社会の恐ろしさを描いた近未来小説(1949)  

「(どこかのだれかさんが)隠したいことを伝えるのが報道である。それ以外はすべて広告なのだ。(News  is  what  somebody  somewhere  wants  to  suppress;  all  the  rest  is  adverLsing.)」  -­‐-­‐-­‐ジョージ・オーウェル?  -­‐-­‐-­‐Alfred  Harmsworth(イギリスの「新聞王」)  (h;p://quoteinvesLgator.com/2013/01/20/news-­‐suppress/#more-­‐5274)

“Threats  to  freedom  of  speech,  wriLng  and  acLon,  though  oVen  trivial  in  isolaLon,  are  cumulaLve  in  their  effect  and,  unless  checked,  lead  to  a  general  disrespect  for  the  rights  of  the  ciLzen.”  -­‐-­‐-­‐George  Orwell,  Appeal  by  Freedom  Defence  Commi5ee  (1948).  (h;p://georgeorwellnovels.com/documents/appeal-­‐by-­‐freedom-­‐defence-­‐commi;ee-­‐september-­‐1948/)  

「言論の自由に対する威嚇(threat)は、一つ一つではたいしたことないが、やがてそれらは累積し、ボディブローのようにじわじわと効いてくる。何もしなければ、市民の様々な権利を蹂躙することになる。」  -­‐-­‐-­‐ジョージ・オーウェル  

宮武外骨:反体制コミュニケーションとしてのジャーナリズム

ジョージ・オーウェル:報道の自由に対する暴力の危険性


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